2022年5月20日
最近、新聞に「配膳ロボット」というフレーズが見聞きする機会が増えてきました。特に多くの飲食業界のお客さまに注目されています。日本には、以前の記事にて紹介させて頂いたように、配膳ロボットメーカー(機種)が少しづつ増えてきています。今回は、弊社が取り扱っているPUDU社が開発したロボットに興味を持っていらっしゃる方、または配膳ロボットBellaBotとKettyBotのどちらを採用するのが良いか迷っていらっしゃる方に向けて、この記事で詳しくご紹介させていただきます。ぜひ、配膳ロボットBellaBotとKettyBotの比較にご参考になさってください。
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2016年に設立され、深センに本社があるPudu Roboticsは、商業サービスロボットの設計、R&D、生産、販売に特化したグローバルなハイテク企業です。世界の60以上の国と地域に販売ルートを広げ、数百か所のアフターサービ スセンターを設置しています。
位置決めとナビゲーション、モーションコントロール(動きの制御)、複数ロボットのディスパッチ(作業の割り当て)、障害物の検出と回避、NVH(音振)、インテリジェントなインタラクション、自動化されたシミュレーションテストなどのコア技術を駆使して、Pudu Roboticsは数百件以 上の特許を取得し、最高水準の配膳ロボット、ビル内配送ロボット、消毒ロボッ ト、Adディスプレイを搭載した配膳&案内ロボットを開発してきました。これらのロボットは、レストラン、病院、学校、オフィスビル、官公庁、地下鉄駅、待合室などで幅広く利用されています。
日本市場では、外食産業大手のすかいらーくグループ、温泉旅館、ホテルや図書館などで導入が進んでいます。販売台数は約1000台となり、2021年9月にはパナソニックグループ傘下のパナソニック産機システムズとパートナーシップを締結しました。 卓越した製品とグローバルな拠点を足掛かりに、Pudu Roboticは商用サービスロボット業界のトップレベルの企業として評価されています。
「配膳ロボット」と呼ばれる、BellaBotもKettyBotは共に、もちろん「運ぶこと」を得意としています。食事に関わる配膳・下膳をはじめ、書類やその他販促物を運んだりと、食事に関わらないものを運ぶことももちろん可能です。
配膳ロボットは、いままで人が当たり前にしていた「運ぶ」という作業の一部を手助けしてくれる新しい価値です。うまく利用することで、人の作業負担を減らし、人手不足を補いと、今後の社会にとってとても魅力的な存在となるでしょう。
そんな中、弊社が取り扱う、PUDU社の配膳ロボットは、「運ぶ」ことはもちろん、それ以外にもできることがたくさんあります。
機種によって、少しづつできることが異なりますので、この記事では各機種について、よりフォーカスをしてまとめてみました。
この記事が、皆さまの配膳ロボット機種選びの参考になれば幸いです。
【配膳ロボットBellaBotとKettyBotができること(共通)】
猫型の配膳ロボットBellaBotは、前世代(PuduBot)の綿密に考え抜かれた特性を継承しつつ、優れたコミュニケーション機能も備えています。親しみのある会話、かわいいデザイン、AI音声機能、マルチモーダルインタラクション(視覚・聴覚を含め、複数のコミュニケーションモードを利用し、システムとインタラクション(コミュニケーション)を行うこと)、その他多くの新機能を備えたBellaBotは、ユーザーに前例のない配膳ロボット体験を提供します。
KettyBotは、Pudu Robotics社が開発した最新の配膳・案内ロボットです。大型18.5インチの広告ディスプレイを搭載し、店舗の広告表示、お客様案内、AI音声会話、配膳、食器返却などの機能を備えています。低コストかつ効率的なソリューションとして、KettyBotはお客様に最先端の体験をしていただけます。
配膳ロボットは、どの種類も人間社会との共存を目的に創られています。業務効率化と非接触・非対面の実現とともに、飲食シーンのクオリティ向上を図ります。今回ご紹介のKettyBotとBellaBotの2機種にはそれぞれに特徴があります。店舗施設の環境やニーズに応じた機種をお選びいただくために下記の詳細な比較表をご参考にしてください。
*各モードについて詳細はこちらの動画のUSER GUIDE MOVIEからご覧になれます。
この記事では、Pudu Robotics社が開発した配膳ロボット2機種「BellaBot」と「KettyBot」の徹底比較をご紹介致しました。配膳ロボットを使って、顧客にサービスを提供するレストランやホテルは世界中の多くの国々で増えてきています。そのことから、ロボットはあらゆる面で強力に発展していることがわかります。 同時に、パンデミック後、日本をはじめ世界各国が経済の回復に努めており、これからもロボットは欠かすことのできない存在であり続けるでしょう。
サービスロボット(配膳ロボット)についてのご興味・ご不明な点・ご質問や機種についてのお悩みがありましたら、是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。