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配膳ロボットと介護(施設)の良い関係。5つのポイントを解説。

2021年9月24日

配膳ロボットと介護(施設)の良い関係。5つのポイントを解説。

日本において、本年、2021年は配膳ロボット元年と言われ、メディアや実店舗において、皆さんが目にする機会も徐々に多くなってきたのではないでしょうか?しかし実際のところは、まだまだ一部の飲食業店舗でのみ使用されている状況であり、まさに来年以降、様々な業界で配膳ロボットが活躍する世の中となってくることが予想されています。

コロナ騒動がもたらしたこの世の中の大きな変化。働く人々の考え方も、様々な施設を利用する側の考え方にも大きな「変化」があり、それゆえに配膳ロボットの様な新しい価値を導入するということが検討され始めることになったのも事実です。

その様な中、この記事では「配膳ロボット×介護施設」という視点で、介護施設業界の方々に向け、配膳ロボット導入における心配や不安を取り除いていただくべく、配膳ロボットを導入したらどんな未来が待っているのかというところを細かく解説していきたいと思います。

この記事が、関係者の方々の、「配膳ロボット×介護施設」の想像が膨らむきっかけとなってもらえれば幸いです。

食堂での配膳作業・下膳作業

配膳・下げ膳に利用

食堂(固定テーブルが配置されており、食事をする場所)がある介護施設さまであれば、配膳ロボットが活躍してくれることは間違いありません。入居者の方々に食事を配膳する作業を、配膳ロボットに任せてしまってはいかがでしょうか?

私たちW/ROBO(ウィズロボ)が取り扱っている配膳ロボット「BellaBot」を利用すれば、一度に4トレー分の食事を運んでいただくことができます。机に到着した配膳ロボットのトレーからお膳を机に並べる作業については、スタッフ(人)が行うことになりますが、厨房から机までの「運ぶ」という作業を配膳ロボットが行ってくれれば、スタッフ(人)作業負担の軽減になることはもちろん、テーブルセッティングや除菌作業などの作業に集中することに繋がるでしょう。

「配膳ロボット」という名称から、どうしても「配膳」のイメージが先立ちますが、この配膳ロボットに”下膳作業”を手伝ってもらってはいかがでしょうか?食事が終了し、使い終わった食器を片付ける作業(下膳)こそ、配膳ロボットを利用することで、大変効率の良い作業のカタチとなることは間違いないでしょう。

これらのいずれの作業も、配膳ロボットは完全自動走行で行うことができます。事前に設定された、机とルートの間を、走行指示をするだけで勝手に行き来きをしてくれます。今までスタッフ(人)が当たり前にしていた作業を配膳ロボットに任せてしまうことで、本来最も大切なホスピタリティという部分により集中していただくことができ、入居者さまにとっても、施設者さまにとってもより良い空間が生まれるのではないでしょうか。

個室(各居室)への配膳にも

個室に配膳ロボットで食事を運ぶ

食堂に集まって食事をとる形の介護施設さまがある一方で、各部屋にて食事をとる形になっている介護施設さまもあるでしょう。またコロナ禍において、多人数が集まることを避ける必要があり、食堂ではなく、各部屋で食事をとるという形に変わった介護施設さまもあるでしょう。

スタッフ(人)と配膳ロボットが連携することで、この様な環境においてもロボットに配膳を任せることができます。多くのトレーを一度に運ぶ作業は配膳ロボットに、トレーからお膳を降ろして机に置く作業はスタッフ(人)が行いましょう。配膳ロボットが到着するまでの間、スタッフ(人)の方は、入居者さまとコミュニケーションを取っていただくこともできるのではないでしょうか。

現時点では、エレベータへの乗降に自動対応してはいませんが、スタッフ(人)の方が一緒に乗りこむことで、異なるフロアへの移動も可能となります。

もちろん下膳作業を任せれば、スタッフ(人)の方の作業負担軽減にもつながりますので、食事後の清掃や除菌作業など、今までは下膳作業後にしなければならなかった作業を、効率よいタイミングで的確に行うことができますね。

コミュニケーションを取れる配膳ロボット?

配膳ロボットとコミュニケーション

私たちW/ROBO(ウィズロボ)が取扱う、PUDUROBOTICS社のサービスロボットは、「コミュニケーション」が取れるという大変ユニークな付加価値を搭載しています。頭を撫でれば喜びの表情で答え、話しかければ返答してくれるという、まさにアップデートを重ねながら常に進化し続けるコミュニケーション機能です。

コロナ禍においては、外出することはもとより、入居者さま同士が集まる機会も、ご家族との面会の機会も少なくなってしまい、コミュニケーションの機会が極端に減ってしまいました。

配膳という作業をしているロボットが、コミュニケーションを取ることができたらどうでしょう。いつものスタッフ(人)さんとのコミュニケーションに加え、ロボットという新しい仲間とコミュニケーションを取ることは、入居者さまの五感を刺激し、楽しみを増やすことになるでしょう。

配膳ロボットに期待する「配膳」という作業がもたらす価値以上の価値を持っている、BellaBot/KettyBotという配膳ロボットは、期待以上の効果を施設にもたらしてくれるのではないでしょうか。

お誕生日を一緒に祝ってくれます

配膳ロボットがお祝いしてくれます

配膳ロボットBellaBot/KettyBotには「誕生日モード」という機能があります。事前に登録したバースデーソングを奏でながら、ケーキやプレゼントを運んでもらってはいかがでしょうか。足元に搭載されたLEDライトもカラフルに演出されるので、いつものお仕事モードとは違った表情を見せ、その場の雰囲気を盛り上げてくれます。

いつも配膳を手伝ってくれているロボットが、自分の誕生日をも祝ってくれる。こんな感じで入居者さまとスタッフ(人)の中に溶け込んだ配膳ロボットは、もう施設に無くてはならない存在になるのではないでしょうか?

[参考]消毒除菌ロボットPuductor2(プダクター2)

消毒ロボットpuductor2

こちらは配膳ロボットではありませんが、私たちW/ROBO(ウィズロボ)が取扱う、消毒除菌ロボットの「Puductor2」の紹介をしておきます。

コロナ禍にて、施設における消毒除菌作業はスタッフ(人)が行うとても重要な作業となりました。通常業務に加え+αの仕事となったこれらの作業は、スタッフ(人)の作業負担の増加につながっているのではないでしょうか?

消毒除菌ロボットの「Puductor2」は、紫外線照射機能とドライミスト噴射機能を搭載しており、この2つの機能をうまく組み合わせ、消毒除菌作業を自動走行で行うことができます。

冬を迎えるこれからの時期からは、加湿ロボットしても使えるので、ウィルス退治を毎日何度でもやってくれる新しい仲間として活躍が期待されますね。

まとめ

笑顔が増えることで、新しい毎日が生まれる

いかがだったでしょうか?「配膳ロボット×介護施設」のイメージは膨らんだでしょうか?

コロナ禍においては、施設内での作業量も増える為、今まで以上に人材確保が必要となってきます。一方でこのような状況の中、そもそも人材確保の難しさがあります。

介護施設さまに置かれましては、特にコロナクラスターに気を付けなければならない業種の一つということもあり、様々な対策をしなければならない必要があるという状況にも関わらずです。

単純に作業量が圧倒的に増えてしまったこの状況において、人がしなければいけない事は人がして、ロボットができる事は自動化するというこのような考え方は、私たちが根本的に解決しなければならない事を解決できる方法の一つだと考えます。

配膳ロボットが新しい仲間として迎えられ、介護施設さまで働くスタッフの方々と、入居者さまの笑顔が増えることで、新しい毎日が生まれることを願っています。

W/ROBO(ウィズロボ)では、配膳ロボット・消毒除菌ロボットにご興味を持っていただいた介護施設さまにサンプル機をお貸しし、実証実験をしていただくことをお勧めしています。実店舗での実証実験をしてみたいという介護施設さまがございましたら、お気軽にお問合せいただければと思います。

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