2021年12月31日
この記事では、飲食店での配膳ロボットの導入効果の具体例や配膳ロボットの長所、飲食店マネジメントなどをまとめています。エンターテイメント性を持つ配膳ロボットの効果、配膳ロボットの試用方法や期間などについても解説しています。
Index
はじめに、配膳ロボットの導入メリットと長所、課題を解説します。
国内外問わず、モニター体験や導入企業様から柔軟に使いこなせることを実感いただいております。配膳ロボット導入評価の一部を紹介します。
配膳ロボットBellaBot・下げ膳ロボットHolaBotを導入。
「お客様の反応は良く、ロボット達がテーブルに来ると笑顔になる」などの効果がみられたとのことです。BellaBotが得意の笑顔でお料理を配膳、HolaBotが食後の下げ膳を担当。スタッフとロボット2機種がチームプレイでお店を盛り上げているそうです。
配膳ロボットBellaBotを導入。
「配膳ロボット導入目的は、従業員業務の軽減・人件費削減だったが、結果として配膳ロボットによるエンターテイメント性により新規顧客の獲得につながった。猫型ロボットは写真を撮るお客様もいるほど愛される存在に。ハイテク時代に移り、お客様はロボットに全く抵抗なく対応されます。」との効果を実感しているとのことです。
【アジア料理レストラン】inニュージーランド
配膳ロボットBellaBotを導入。
「大皿が中心のアジア料理店では、配膳ロボットが大活躍!これまでスタッフが何度も往復していましたが、配膳ロボットなら1往復で、お客様も待ち時間が減り笑顔に。今では、配膳も下げ膳もBellaBotにお任せしていて、なくてはならない存在」と、大皿料理ならではの効果を実感しているそうです。
配膳ロボットBellaBotを導入。
コーヒーやスイーツの配膳をこなしています。お店のイメージに合うよう、BellaBotの外観をカスタマイズして活用しているとのことです。
このような現場の高評価につながる機能と長所を紹介します。具体的な店舗導入イメージをしながらご覧いただければと思います。
シンプルな操作だから、設置後すぐにスタッフみんなが使える!
これまでの導入例では、機械操作に苦手意識のあったスタッフでも簡単に操作できたというコメントをいただいております。協働をはじめたその日から、だれでも、すぐに扱えるのは配膳ロボットの大きな魅力です。
直感的に操作できるから、お客様も楽しんで操作できる!
配膳ロボットがテーブルに到着、自らお知らせします。お客様が料理を受け取り、完了ボタンを押せば、配膳ロボットは出発します。もし、お客様のボタン操作がないまま数秒経てば、自動で戻るよう設定されています。直感で操作できるユーザーファーストなデザインが施されています。
大皿も汁物も運べるから業態を問わない!
Puduの配膳ロボットの車輪は、衝撃を緩和する高度なサスペンションを備えています。また、速度もシンプルな操作で調整できるます。たとえば、大きなお皿の多い店舗や小さなお皿、汁物の多い店舗など業態にかかわらず対応できます。
小型の機種は、55cmの幅を走行できるので狭いお店でも活躍!
Pudu配膳ロボットのなかには、コンパクトに移動できる「KettyBot」という機種があります。狭い場所を通れるだけでなく、店内で複数台同時に稼働させてもぶつからずに効率的な進路を進みます。複数人のスタッフが狭い店舗でも、場所を譲ったり、効率的なルートでお互いに協調して働けるのと同じスキルを持っています。
このように、ポジティブな評価を多くいただいている配膳ロボットですが、リスクが完全にないわけではありません。
ドリンクや汁物は、導入してみてから難しいと判断される場合もあるようです。運ぶ料理を限定する、下げ膳として利用するなど、臨機応変に使いこなしていただく必要があります。
また、段差は大きな課題となります。段差が多い店舗の場合には、ヒアリングの場で使い方をより細かく検討する必要があります。弊社スタッフが具体的な使い方に関して、ご相談に対応させていただいております。
つぎに、飲食業界のコンサルティングを手がける複数社の手法を参考に、マネジメントとしての配膳ロボット導入についての考え方を紹介します。
飲食店マネジメントでは、これまでPOSレジやタブレットオーダーなど、各種IT機器の導入を進めてきました。ですが、サービスの主業務にある配膳業務は、人の手で行うことが前提とされてきたため敬遠されてきました。
今般の世界的なウイルス感染拡大により、飲食業界には多くの要求がなされました。営業時間の制限や食事人数制限、非接触や消毒といった衛生課題など、これまでにない営業のあり方を求められています。
そこで、新しい飲食店マネジメントとして「配膳ロボット」が脚光を浴びたのです。理由としては、配膳ロボットには次のようなメリットがあるからです。
配膳ロボットの効果は、スタッフがより人らしく働くことにつながります。働きがいを感じられるようになり、従業員満足度と顧客満足度の向上へつながっていきます。
飲食店における業務マネジメントでは、PDCAサイクルが取り入れられてきましたが、withコロナにより激しい変化に対応したマネジメントが求められるようになりました。そこで改めて注目されているのがOODAループによるマネジメントです。
「PDCAサイクル」…ルーティンワークに効果大
たとえば、店長がこのサイクルを決定してスタッフにレクチャーすれば、スタッフの能力やスキルに関わらず、ルーティンワークの安定・徹底に有効であると考えられています。
「OODAループ」…イレギュラー対応に効果大
状況が良くなっても悪くなっても、観察と選択のループを繰り返すことで、不確実で予測のできない状況でのマネジメントとして有効であると考えられています。
(補足:PDCAサイクル…国際規格ISO9001に採用されているマネジメント方法、OODAループ…自治体DX推進手順書(総務省)に採用されているマネジメント方法)
配膳ロボットは、設置に数時間、即日利用が可能です。店舗にとって最適な使い道を観察しながら店舗づくりを考えることができるので、OODAマネジメントを取り入れることが効果的との意見が目立ちます。
(参考:フードビジネス.COM、TENPOS food medeia、他)
飲食業界にとって、配膳業務を自動化することはハードルの高い意思決定です。ですが、飲食店の存在は、せわしない現代人の「拠り所」であり、そこに「人が集まることの価値」はさらに高まりました。飲食店自体が生き残るためのマネジメントとして、配膳ロボット導入を改めて検討してみてはいかがでしょうか。
さいごに、配膳ロボットの導入ステップを紹介します。配膳ロボットの導入効果を得ている飲食店が多いとはいえ「配膳ロボットに業務を任せるのは不安」という声も多数あります。そこで、お試しでの利用をおすすめしております。
Puduの配膳ロボットを取り扱う弊社では、次の流れでモニター利用を体験いただけます。
上記の流れに沿って、導入検討をいただいております。モニター利用のヒアリングをする前に、ロボットの走行ルートや使用場面などをイメージしていただくとスムーズです。
より多くの機会を提供させていただきたく、上記の1週間トライアルの他、「KettyBot」については「1ヵ月のレンタルサービス」を実施中です。(他機種のレンタルに関しましては台数に限りがありますので、お問い合わせください。)
広告をディスプレイに表示できる、コミュニケーションに優れた配膳ロボット「KettyBot」の効果を実感いただきたく、1ヵ月間(レンタル料金50,000円)ご利用いただけます。
この機会にぜひ、配膳ロボットの導入をご検討ください。詳細はこちらをご覧ください。
【配膳ロボット導入にお悩みの方】まずは、1か月レンタルから始めてみませんか? – WITH ROBO
今回は、飲食店での配膳ロボットの導入効果と飲食店マネジメントに触れて配膳ロボットについて紹介しました。
配膳ロボットの導入に不安があっても、トライアルで店舗にあっているかどうか、見極めていただけたら嬉しいです。サービスロボットについてのご興味・ご不明な点・ご質問などありましたら、お気軽にご連絡下さいませ。